■日本渓流会JP■翠渓会本部日本渓流会JP翠渓会本部・管領 TOTALEDITER 春翠

2006第3回翠渓会・本部遠征【北近畿】第二陣・江北朽木谷の渓流安曇川水系・管領家版

2006第3回翠渓会・本部遠征【北近畿】第二陣・江北朽木谷の渓流安曇川水系・管領家版 1

2006第3回翠渓会・本部遠征【北近畿】第二陣・江北朽木谷の渓流安曇川水系・管領家版 近江北部、朽木谷の渓流、安曇川水系ほか。》長浜の陣を引き払い、朽木谷に移動する。琵琶湖沿いに進む夜半から凄い雷神だ!光る瞬間、稜線と琵琶湖が同時に昼のように明るくなる。高島市から県道23号で朽木谷に入る。なんとか303号に豪雨の中辿り着くと、雨が小降りになった。その名も、道の駅『くつき新本陣』に到着!真に本陣じゃ〜と勝手に叫ぶ!明日から一人遠征と思って車を走らせていると、北陸支部、翠剣どのより入電。今日は無理だが、北陸、加賀、大聖寺に来てからの同陣となる予定との事。朽木谷は信長、秀吉、光秀が越前の朝倉討伐目前で浅井長政に裏切られ、失敗。京都、丹波方面に退却路として使ったルートだ。今はすごい交通量だ、京都、大阪ナンバーが多い。国道8号のような量だ。朽木谷にある安曇川水系はアマゴ、イワナ、アユが有名だ。鮎釣りはかなり盛んだ!支流に入る。濁りは薄いが籔沢は釣りづらい。小型だが魚は多い。漁協がしっかり管理しているのだろう。支流にはいくつか養魚場もある。朽木谷安曇川水系は行政的には今の合併した高島市、大津市、京都市に又がっている。今回は釣行しないが北川やその支流の麻生川、針畑川、久多川など奥の深い支流もある。標高は比良連峰最高峰、武奈ケ岳1214Mには適わないが、京都北部、由良川源流にも対峙する水域だ。駒ケ岳780M〜百里ケ岳931M〜三国岳959Mと続く1000M近い山稜だ。支流はかなりあり探るのにはそれこそ『朽木本陣』に腰を据えねば、探り切れるものではない。支流ではアマゴ、イワナが小型ながら釣れた。本流は桑野橋上の川原からだが、近年オートキャンプや国道拡幅工事の影響があり、今少し上流の村井あたりからがよいだろう。石もあり変化もでてくるが国道沿いだ。各支流の出合いはポイントになっていて粘っている人がいた。アユの釣り人も多いので早朝狙いがいいだろう。隣の石田川水系のある支流みたいに源頭が湿原になっている渓流はないかも知れないが、支流の奥地にはブナの原生林もあり貴重な山域だ!また来たいと思う。帰り前の風呂は『くつき温泉てんくう』だ。天空?なんでも天狗に因んだ名前とか?立派な施設がある朽木谷だ!おっと蕎麦も忘れてはいけない。これだけ水の綺麗な流れと長い盆地谷だ!しかも肥沃の米所ではない!いい蕎麦があるはずだ!『くつきそば』だ!何しろそこら中に蕎麦より鯖街道、『鯖』とかいてあるので蕎麦は目立たない!国道367号は別名、若狭路『鯖街道』というらしい。鯖、鯖、鯖街道の幟と青い服装をした人達も歩いている。やはり昔から京都から若狭、北陸への要衝なのだろう!琵琶湖沿いより早い抜け道になっている!こんな山間部なのに、交通量が多いわけだ! 釣り+歴史+蕎麦+温泉とフルコースの朽木谷でした!道の駅くつき新本陣は日曜朝一もあるので賑わっている! 春翠記

Counter

 2006/07/18 12:29
 蒼翠
 釣りの調子が今イチでも、やっぱりフルコースで満足なんですね! 特に蕎麦は必須科目ですね。
 2006/07/20 00:01
 管領
 そのとおり!コンビニファミマでも 北陸限定 田舎そばを発見!(写真)