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2006第5回翠渓会・本部遠征【奥信濃方面】第二陣1・翠月版

2006第5回翠渓会・本部遠征【奥信濃方面】第二陣1・翠月版 1

2006第5回翠渓会・本部遠征【奥信濃方面】第二陣1・翠月版 昨日は移動と釣りの疲れで爆睡した。切明温泉は秋山郷最奥、信州奥志賀からは一番最初の集落だ。春、夏、秋は来た事があるが、冬は近付けない豪雪地域だ。秋山郷は信州側と越後側があるが信州・秋山郷の名が一般的だ。その秋山郷の渓流が信濃川水系の中津川だ。渓流雑誌や沢登りであまりにも有名だ。切明温泉は最近宿も増えた。『魚野川』はこの中津川の源流部なる。魚野川源流の釣行には入念な計画が必要。エキスパートのみの領域だ。今回は源流釣行は予定は無いので、雑魚川水系を釣る。ここの雑魚川上流は奥志賀高原からも入り易いので釣り人は多い。今日も平日だがかなりの入渓者数だ。入り易い雑魚川だが、管轄の志賀高原漁協の管理はよい。各釣り場の入り口に禁漁区の表示や体長制限の告知(写真)の看板が有り分かりやすい。入漁証の購入場所も明記してある。数回来るなら年券(2500円)を用意したい。渓相は穏やかで遡行もしやすい。下流〜中流部清水小屋付近までは『大滝』を巡る遊歩道が有るが、一部崩壊して歩けない。大滝は鈴木牧之の【秋山紀行】にも登場する名瀑で迫力満点だ!滝上から入渓。滑の発達した平瀬と淵がある渓相。暫らく釣るがアタリはない。一度戻り再度、清水小屋入り口から入渓。似たような渓相。小イワナが顔を出すが非常に水が冷たい。あまりアタリがないので焼額山スキーリフト口下迄行き、再度入渓する。各支流は沢名が無い所も全て禁漁区だ。20センチ以下は釣れても放流しなければならない。朝の釣りはいったん中止しし再度秋山郷の栃川高原周辺を釣る。数は出ないがなんとか8寸イワナをゲット。やはり水温は低く活性がない。ところで6年ぶりの秋山郷で是非寄りたい温泉がある。小赤沢集落にある、赤い湯の『楽養館』だ。この温泉に入る為だけに秋山郷に来た事もある。集落地名にも大赤沢、小赤沢とあり、温泉も赤い湯だ。苗場山系には『赤湯』をはじめ『赤』の付く地名が多い。ここ楽養館は九州、黒川温泉や菊地温泉を思い出す作りだ。白壁もある木造校舎の様な建物でひなびた湯治場の雰囲気もある。小赤沢の高原に風格ある建物から鳥甲山が一望だ!食堂もあり解放感のある所だ。浴槽は二つと打たせ湯のみだが、真っ赤(茶)の血の池地獄風の風呂だ。直ぐに鉄分含有のお湯だと一目瞭然だ!口に含と砂鉄の様な感触だ。何しろ濃度が濃い!体温が一気に上昇するので注意だ。タオルがあっという間に赤茶色で染まる。何回来てもよいなと思いつつ温泉を後に夕方、中津川本流を釣る。やや水量は多め、濁りは無し。暫らく粘る。すると8寸イワナ一匹だけ釣れた。今日はここで終了、後は秋山の散策を日没までした。明日は信濃川水系の志久見川水系だ。夕日の綺麗な津南郊外だ。グリーンピア津南方向から日没の山並みが美しい。今回は寄らないが津南高原・グリーンピア津南は大規模なリゾート施設だ。利用者ゲートがあり温泉のみの利用も出来るが、どちらかというと、グループ家族向けだ。今夜中に陣を津南〜栄村に移し明日に備える。


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 2006/08/07 11:05
 蒼翠
 何か温泉に入る間に、釣りをしているような…。 それも良いかも? 羨ましいね〜
 2006/08/11 07:07
 おんせんまにあ
 う〜ん!痛いところを突かれてしまった!まさに温泉釣り三昧野郎です(^O^)
 2013/05/25 08:50
 Sonu
 I can't believe I've been going for years wihotut knowing that.