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翠渓会国際本部・大洋州圏支部サテライト海外遠征釣行 海外遠征/オセアニア地区・ニュージーランド編1

翠渓会国際本部・大洋州圏支部サテライト海外遠征釣行 海外遠征/オセアニア地区・ニュージーランド編1 1

翠渓会国際本部・大洋州圏支部サテライト海外遠征釣行

海外遠征/オセアニア地区・ニュージーランド編1


南半球に位置するニージーランドは南島と北島という二つの島から成り立ち南極に近い南島の方が気温は低い。どちらの島もトラウトは釣れるが今回私は北島でも有名河川のランギタイギ川が近いロトルアにベースを構え、現地ローカルガイドを雇っての釣行となった。成田から直行便で約11時間。しかし今回利用した便は一度南島のクライストチャーチにて3時間ほど時間調整した後、北島のオークランドへ。そこからさらに国内線でロトルアへ1時間。長い空の旅だった。 ロトルア空港に降り立つと東南アジアのような湿気を帯びた空気に包まれる。季節は日本とは逆となり夏だ。そしてここロトルアは間欠泉でも有名でいたるところから蒸気が立ち込めまるで箱根の大涌谷のような硫黄臭がだだよう。 迎えにきた現地ガイドのデニスのランクルに乗り込み彼の所有するロッジ兼、自宅へ。まず彼の自宅に着いて驚いたのは美しいロトルア湖のレイクフロントの広大な敷地に大きな家、そして離れには今回私が利用するアングラーロッジが建つ。さらに敷地内には川幅7m程の川が湖に流れ込んでいてそこを覗き込むとでかいトラウトが泳いでいるではないか!なんという素晴らしい環境!釣り、ゴルフ、ハンティングなどが大好きな彼が手に入れた夢の家だ。「釣れるからやってごらん」彼はそう言うと夕食の買出しに出かけた。長距離の疲れもどこえやら、荷物をロッジに放り込みさっそく日本から持参したてんから竿を出した。逆さ毛鉤を結び群の先へ投げ込む。すると一匹のトラウトが反応し喰った!竿が弓なりにしなる!ものすごいもがき方で竿を持つ手も両手になってしまうほどだ。しかしそいつは対岸めがけ突っ走り竿が伸されて1号のハリスがプッチン!しばし唖然。大きさ的には35から40位だったか?

このように初日は野生の力と対等とは程遠い一方的なやり取りでニュージランドの洗礼を受ける。




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