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渓流 2013 春

渓流 2013 春 1

別冊つり人 『渓流2013 春号』

ー 主な内容 ー

とにかく顔を、拝まないことには。
「1尾は必ず」の探求

ゼロと1尾の間にあるのは、数字のみの差ではない。それは容赦のない断絶である。

日が暮れてもなお、執念深くサオを振る。普段は温厚なのに、友人を差し置いて先行する。ボウズという3文字に追い立てられ、時に釣り人は我を忘れてしまうもの。

しかし、1尾を釣ったとたん、渓は色を取り戻す。さっきまで気づかなかった鳥の声が響き、足もとで顔を出すフキノトウが愛おしくなる。それもこれも、たった1尾の魚がもたらす心の平和ゆえなのだ。

だから渓流を満喫したいなら、とりあえず1尾を釣るだけの技術は身につけたい。エサ釣りの技術を磨くのもいい。釣れる毛バリを捜すのもあり。そして体力に自信があるなら、スレていない魚を求めて源流に分け入るのも手だ。

この本を読んだ後、あなたが「1尾は必ず」釣る人になっていることを願って
ー CONTENTS ー
「1尾は必ず」の探究。

●まずはやっぱりエサ釣りから

012 富山県/早月川
読みにくい。でも釣れる。北陸河川のヤマメと、……アメマス? 写真と文◎浦 壮一郎

018 秋田県/米代川水系 阿仁川
マタギの里にて。溝に潜む尺上攻略 写真◎浦 壮一郎 文◎我妻徳雄

024 岐阜県/郡上八幡・長良川水系 吉田川
魚の付き場を見つける目。

028 新潟県/信濃川支流 魚野川
小石底の本流はカケアガリと石の前に注目。

067 くわえたエサを、離させないために。
流し方でどう変わる? 捕食の理論


●「上に行けば釣れる」はず

032 短期集中連載 源流で必要なロープワーク術
Vol.01 懸垂下降の基本 写真と文◎丸山 剛

038 懸垂下降に必要な道具類 写真と文◎ケイン石森

042 勝手口から楽園入渓 そのゴルジュは、ごめんこうむります。
Vol.02 下田川内山塊・信濃川水系笠堀川支流 砥沢川 砥石の道、「光明山越え」から。

072 識ルことこそが、自らを守ルなり。
渓流遡行マスター養成講座 Vol.5ナイフの話。 解説◎深瀬信夫

076 トム・ソーヤーに憧れたころ。
はじめてのナイフ、どれがいい?


源流に浸透す。

048 秋田県/虎毛山塊・雄物川水系皆瀬川支流 虎毛沢 遥かにたなびく白煙は、トラゲの隠し湯。 写真◎小島サガル 文◎根深 誠

053 長野県/秋山郷・信濃川水系中津川支流 檜俣川
人も魚も待っていた、信州の遅い春。さんさいざんまい。 写真◎丸山 剛 文◎篠崎弘行

058 山形県/朝日連峰・三面川水系 見附川
夕マヅメ、最後の1投。信じるものは救われるのか? 写真と文◎城野 徹

062 群馬県/利根川水系片品川支流栗原川 砥沢
簡素ゆえの濃密 レッツ、せぶり。 写真と文◎高桑信一


●テンカラ温故知新

083 各地に残る釣技を訪ねる テンカラ伝承の旅。
第1回 新潟県/魚野川 吊るし毛バリの威力。 写真◎津留崎 健

089 長野県/木曽・伊那
迷うのが楽しいんだから、仕方ない。毛バリ選びの迷宮へ 写真と文◎浦 壮一郎

095 群馬県/利根川支流 片品川
誘いしだいで、本物以上。食わせる毛バリの動かし方

099 岐阜県/益田川(飛騨川)、支流小坂川
本流テンカラ、天野勝利の「オイデオイデ釣法」。 レポート◎倉上 亘

102 新製品から定番ラインナップまで
テンカラグッズ最前線

104 昭和初期の名作を復刻
佐藤垢石の毛バリを巻く。 写真◎浦 壮一郎 講師◎吉田 孝

112 Tenkaraの伝播。
海の向こうに蒔かれたテンカラの種

131 レベル? それともテーパー?
テンカララインの一長一短、まとめてみました。 写真と文◎浦 壮一郎


078 雨が降ったら、ゆるり読書でも。
古書の中の渓流を巡る

118 長野県/千曲川支流 犀川
渓流禁断症状がひどい方は、こちらへどうぞ。雪の中のヒレピン ニジマス 写真◎丸山 剛

141 フエルト? それともラバー?
転ばぬ先の靴底研究。 レポート◎丸山 剛


連載

122 希望の里暮らし。
第20回 菅家藤一さん 奥会津、三島の里で籠を編む。 写真と文◎高桑信一

128 渓流GOODS & PRESENT

136 新連載 現代マタギ考
一、その系譜と精神 文◎高桑信一

144 中級者のための釣り場案内
番外編 老いぼれじじいのための渓5選 写真と文◎高桑信一

150 News & Report
漁協反対なのに工事用道路を!? 最上小国川ダム、暴挙の背景。 写真と文◎浦 壮一郎

155  News & Report
専門家の研究が待たれる 河床低下、不気味に進行中。 写真と文◎浦 壮一郎

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■日本渓流会JP翠渓会・会長代理
■関東圏基幹G本部統括本部長・関東管領
■関東南部支部・初代支部長
■翠渓会本部会評定衆
■日本渓流会本部代表執権取締役【翠月:suigetsu】
■翠渓会HP:   http://www.suikeikai.jp
■翠渓会MAIL: suikeikai@coda.ocn.ne.jp
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