■日本渓流会JP■翠渓会本部日本渓流会JP翠渓会本部・管領 TOTALEDITER 春翠

翠渓会国際本部・大洋州圏支部サテライト海外遠征釣行5

翠渓会国際本部・大洋州圏支部サテライト海外遠征釣行5 1

翠渓会国際本部・大洋州圏支部サテライト海外遠征釣行

海外遠征/オセアニア地区・ニュージーランド編5


昨晩、Hutではデニスがステーキを焼いてくれてその後遅くまでウィスキーを飲みながら語り合った。ビジネスで何度か日本を訪れた事があるという彼は日本への関心も高く次回来るときは大好物のギョーザを作ってくれとせがまれた。朝方、獣のようなデニスのイビキで目覚める。後から聞いたのだが私のイビキも相当だったらしいが。。朝9時にHutを出発。今日は快晴でどこまでも高い青空が綺麗だ。午前中はミサイル体形のレインボーをHit!ジャンプを繰り返す元気の良さはワイルドトラウトならではの引き味だ。しかし午前はこの一匹に終わった。水温が低いのかなかなか魚が見えない。そろそろ昼休みに入る頃デニスが見つけた。とてつもなくでかい奴を!そいつは流れの肩で水面を流れる泡が消えかかる辺りで完全に捕食状態に入っていた。デニスが言うには10ポンド、いや、11ポンドはあるという。サイズにして80cmオーバーの巨大ブラウンがゆっくりと定位している。長年この河川に通い続ける彼もここでこんな大物は見たことが無いと言う。はたしてドライにくるかニンフにくるか?デニスにデジカメを渡し動画撮影を頼む。そして私は下流に立ちキャスティングの体制にはいる。しかし。。「Shit!」なんとそいつはこちらの気配を察したのか走り出してしまった。デニスがいうにはデジカメに太陽光が反射したのではという。いずれにせよチャンスを逃してしまった。しかしデニスは待てばまたあのブラウンは同じ場所に戻って来るかもしれないという。デニスの言う事を信じランチとする。



Counter