2006第1回翠渓会【近畿遠征】第二陣管領家版2
2006第1回翠渓会【近畿遠征】第二陣管領家版2
●第2日目、昨日のゆっくり移動もあり、今日から本格的にと!朝から元気いっぱい!蒼翠会長も気合いが入っているが準備は慎重である!しかし、僕はノンビリしている。他の釣り人と競い合うような釣りはごめんだ!こうして本陣(幕布)を敷き、ゆっくり釣りに来ていることに満足している。出発してダムを見ると水位は少ない。ポイント目がけて、バッシャー達の競い合うようなボートを尻目に目的の支流へ向かう!陸も、湖も釣り人が争うように入って行くのは同じだ。林道に入るまではゆっくり走る。ダンプカーと対面事故が多い所だ!蒼翠会長は慎重派だから、僕がゆっくり走っている事を早く!早く!と急かさない!途中の高い橋を過ぎ、大登りのあど緩やかになる。このあたりが一番谷が深い!増水した時は川幅いっぱいに流れ凄い景観になるところだ!幾つかの入渓点を過ぎ、メインの二俣から入る。
●さっそく竿には待望のアタリだが?ハヤだ!それでも小さいがアマゴはでた!この滝で以前尺上アマゴが出たが最近は増水後でないとでない!今日はダメかなぁ?本流に入り暫らくはポイントがない。それでも蒼翠会長は二匹のアマゴを釣る!さすが細かいポイントを攻めている!蒼翠殿は川の分析も早い!淵のハヤ攻撃を交わし流れの付いている小ポイントを見逃してない!初めての川では目の前にいいポイントがあるとそちらに目が行くものだが、なかなかこれができない! さすが会長殿!暫らく行くと僕が紀伊半島に通うきっかけとなった淵だ!【鏡の淵】と僕は仮称している。(水面が真っ平らに見え、淵尻が鏡みたいに澄んでいる)【回想記に詳しく書いてあるのでそちらを見てほしい】奥に二段の滝を従え、釜が二つになっていて、真ん中に太い倒木が架かる印象的な下太瓢箪型の淵である。下の淵は特に大きく深い。真っ黒で見えないし8Mの手竿では半分も届かない!しかし、今では淵も埋まってしまった。大アマゴ三本(40.30.30)が淵尻に並んでいたのは今でも頭から離れない!→この淵でその二年後鍬形顎でオビレのでかい41センチの朱点の少ない天然アマゴを上げているが、それ以降、毎年尺クラスがでる!今日は予想はしていたが、水量が少なく蒼翠会長にはいい思いして貰えず残念!それでも蒼翠殿は粘っていた!そう!ここは 始めはハヤばかりだが、後からアマゴがでる!ハヤが動くとアマゴがエゴからでてくる!僕も6時間テントを張り、粘って尺クラスを4本上げたことがある淵なのだ!始めの一時間くらいは全くあたりがないのに、水量がある時はどこから出てきたのか突然釣れ始める不思議な淵だ!取り敢えず暫らく粘ったが、今日はあまりにも条件が悪いので撤退する!
●再度本陣に帰還。気温は上がるばかりで、雨は望めない!真夏の様な気候だ。予定通り移動する!R169を下り途中七色ダムから七色峡の渓谷を経て、日本で唯一の飛地の村、北山村に入る。取り敢えず、本陣を敷く。
●夕方になってから移動、北山川本流へ行く。ここも2年前、45クラスをバラした淵の下のポイント。あんなに近くまで寄せたのに!反転され糸をあっけなく切られた!(>_<)大アマゴパワーおそるべし!その下の岩盤が付いてる淵を二人で上下に別れ竿をだす。きたぁ!でたぞー!と喜ぶのも束の間の幸せ(^O^)。ハヤが腹掛かりスレで流心に入って上ったので、でかいと勘違いした!(>_<)う〜ん!あの45級がきたぁ!と思ったのに!(>_<)以前のアマゴは掛かったらゆっくり動きだし流心をぐいぐい上るヤツだった。反転した時に切られた。今どこにいるんだろうか?蒼翠殿にもハヤの猛攻だ!やはり水量がないと厳しい!●引き上げて道の駅おくとろ温泉に行く。ここのお風呂は露天がいい!山間に有るため、北山峡に落ちる夕焼け〜夜空がいつも綺麗だ。ここはできた頃から来ているが、夏も静かでいい!最近道の駅になったので、宿泊施設やキャンプ場なども整備され充実している。明日に備え今夜も宴会だ!