■日本渓流会JP■翠渓会本部日本渓流会JP翠渓会本部・管領 TOTALEDITER 春翠

全国各地の古い文献を見たりしていると、大イワナの話しはよく出てきた。中には民話にも大きい川魚(イワナ)の話しもあり、どれもメータークラスのサイズの話だ。現代でもいるかもしれ無いが限られた場所だろう。過去では1mのイワナなど珍しくはないとの事だ。よく伝説や物語には三メートルのイワナに抱きついたとか、イワナが人に化けるなどの話があるが、釣り人など居ない時代、イワナは釣られたりせず長生きしたのだろう。イワナ長寿の話しも、他の動物と同じように伝説めいた話しになった。しかも夢の話ではなく、偽りなく現実に大イワナは生息していたのだろう。そして写真の事も忘れかけていた数年後、あの写真の場所を推測する事ができたのだった。
その切っ掛けはつりキチ三平のミノイケと呼ばれるマタギ達が放流したと伝えられるブナの森の源流にある、山上湖の記事だった。マタギ達は冬に猟を行う。熊打ち猟師達の知恵で、猟の最中に吹雪等の気象条件を考慮しての備えだ。イワナはタンパク源であり、謂わば非常時の食料確保の一つだという。他にも調べてみると源流の限られた湖沼には知られ戯れる魚が住み着いているという。マタギ達は当時一般の庶民とは一緒に暮らしたりせず、彼ら独自の生活をしていたようだ。佐渡島にマタギが居たか判らないが、越後のマタギが佐渡島に渡ったとは想定できる。しかし緯度は高い佐渡島だが、湖沼という限られた環境で、果たしてイワナは巨大になるのだろうか。イワナは15年も生きると聞くが、限られた個体だけだろう。もしあの写真が湖沼で釣れた(獲れた)イワナなら証拠写真という事になるだろう。
私が知っている限り、湖沼系育ちではない、谷生まれ、谷育ちのイワナは80センチクラスが限界で、やはり釣り人が多く、生息環境が悪化している現代では大きくなる前に釣られてしまうか、環境の変化に耐えられなくなり、死滅していると思われる。あの写真のイワナが湖沼生まれの個体であれば、その祖先は一体何時から住んでいたのだろうか。民家もない山上湖に態々放流するとしたらマタギ達以外には考えられないのだが・・・
一体誰なんだろうか・・・。
そして私は歴史的な事柄からある事を調べるようになっていた。その答えは佐渡島にあると確信している。佐渡島には久しく行ってないがその答えに繋がる旅にでる機会は早く訪れそうだ。


佐渡島の渓流伝説3に続く。


翠渓会渓流事典&NAVI


……suikeikai…………………………………………………
■日本渓流会JP翠渓会・会長代理
■関東圏基幹G本部統括本部長・関東管領
■関東南部支部・初代支部長
■翠渓会本部会評定衆
■日本渓流会本部代表執権取締役【翠月:suigetsu】
■翠渓会HP:   http://www.suikeikai.jp
■翠渓会MAIL: suikeikai@coda.ocn.ne.jp
翠渓会渓流事典&NAVI
…………………………………………………suikeikai……

CounterRead More

佐渡島は律令時代越後の国から独立し、佐渡の国となった。統治は佐渡国内か時代により越後の支配を受けてきた。戦国時代から越後、会津の上杉領地であった佐渡は江戸時代には天領となり、佐渡奉行が置かれ明治まで支配されてきた。他の天領(江戸幕府の直轄地)もそうだが監視が厳しく身分制度があった為限られた人しか入れない場所もあった。近代になり鎖国的な風潮は無くなり一般庶民にも余暇を楽しむレジャーとして定着化した。佐渡は離島の為、内地より開拓は遅れていたが釣り人にも未開な釣り場が知られる様になり佐渡島はその典型的な釣り天国として紹介されていた。高度成長期を過ぎ昭和40〜50年代はまだ釣り人口も少なかったが、昭和50年代後半からレジャーブームが押し寄せた。特に釣りやアウトドアはスポーツの一部と捉えられ健康増進などの趣味を越えた広い支持があった。佐渡島に関して言えば、内地よりは遅くブームが来たと言えるだろう。佐渡島の歴史に敢えて拘るが、当時駆け出しの渓流マンだった私は、よく古い釣りの文献を調べていた。佐渡島に対する想いが変わったのはある写真を見てからだった。それは昭和30年代に撮影されたと思われる巨大なイワナの写真だ。写真の大きさは昔のサービス版位で、お世辞にも綺麗とは言えないモノクロ写真だった。その写真は最初は佐渡島の海漁師が上げた魚だと思っていた。よく見るとイワナではないか!しかもアメマスを大きくしたような独特の斑点がある。しかもその大きさだ!漁師男が魚の首を持ち上げて、尻鰭が完全に地について折れ曲がっていた。肝心のサイズの記載は無いが漁師男は小男に見える。それでも160センチはあるだろう、すると魚は?写真からの推定たが完全に1mは越えていると思われれる。三尺越えの巨大イワナだ。海で釣れたのだろうか?それとも捕獲の網か何かに掛かったのだろうか、詳しい記述が何もない。更に写真をみて驚いたのは、この写真の撮られたのは山ではないか?遠景に微かに山波が見える。モノクロではっきりしないが山の中、それも谷川では無く、山の頂上なのか?これも長い間疑問だった。偽物の合成写真?後に東京でその漁師男の服装について解ったが、やはり相当古い服装だそうだ。モノクロだが、カラーにしても変わらない様な服装の色ではないか?この漁師男の服装は軍服を作業用に改良したものらしい事は後に解った。退役軍人?囚人?確かに古来より佐渡島は流罪の地ではあったが、近代では無いだろう。すると趣味や好みで着ていたのか?いや職業関係かもしれない。幾つか似たような服装は見たがどれもグレーか茶色系、中には迷彩柄もあったが解らず終いのままだ。まず写真は本物だろう、態々複製したりするような理由は見当たらない。佐渡には色々な個体がいて、イワナもニッコウイワナ系とエゾイワナ系がいる。これは回遊する地域が違うのか、遡上してくる河川の特性に関係するのかわからないが、中間的なイワナもいる。またヤマメは日本海側だが、早出川水系の様にアマゴがいる河川はない。

佐渡島の渓流伝説2に続く。



翠渓会渓流事典&NAVI


……suikeikai…………………………………………………
■日本渓流会JP翠渓会・会長代理
■関東圏基幹G本部統括本部長・関東管領
■関東南部支部・初代支部長
■翠渓会本部会評定衆
■日本渓流会本部代表執権取締役【翠月:suigetsu】
■翠渓会HP:   http://www.suikeikai.jp
■翠渓会MAIL: suikeikai@coda.ocn.ne.jp
翠渓会渓流事典&NAVI
…………………………………………………suikeikai……

CounterRead More

翠源会MATRIX MOVIE VISITORS TOUR

http://www.suigenkai.com/moviessuigenkaitop


…………………………………………………
■日本渓流会JP翠渓会
■翠渓会本部会長代理
■翠渓会本部評定衆代表
■翠渓会管領【春翠】

suikeikai@coda.ocn.ne.jp
http://tokai.wablog.com/
http://www.suikeikai.jp
翠渓会渓流事典&NAVI
…………………………………………………

CounterRead More

翠渓会推薦宿泊リゾート施設 コミュニティリゾート・リライム 

コミュニティリゾート・リライム 

湯けむり優しい天然温泉や真心料理の数々、
新しさとやすらぎが同居するリラックスフロア、
爽やかなときが流れるトレーニング施設。
リライムは、いつでも豊かな休息のひとときが満ち溢れ、
お客様のご要望を一緒に考え、創造していくところです。
お好きな時間に起しになり、
あなた自身の時間と空間をお選びください。
あなたにあったリラックスタイムを探せる新しいカタチのリゾート
それが、リライムです。


■http://www.relaim.co.jp/
■福井県福井市開発町6-6-1
■〒910-0841 福井県福井市開発町6-6-1
■TEL:0776-52-5400 FAX:0776-52-5401
■問合せ先 soumu@relaim.co.jp
■株式会社ユーサイキア
           
…………………………………………………
■日本渓流会JP
■翠渓会中日本圏基幹G本部
■北陸支部・支部長
■翠渓会本部評定衆
■翠渓会本部【翠剣】

suikeikai@coda.ocn.ne.jp
http://hokuriku.wablog.com/
http://www.suikeikai.jp
翠渓会渓流事典&NAVI
…………………………………………………

CounterRead More

夏季遠征と後期の渓流釣り

今年の前半はいろいろなことがあり通年より出遅れていた。
6月より釣りのほうは再開しているが写真データが多すぎて
まとめての掲載が続く予定。

夏季遠征は東北、北陸、四国、近畿、東海方面と北海道を予定
例年通りのペース以上に大遠征が続く予定。

釣行、山行の詳細は後日プログ等で公開します。


…………………………………………………
■日本渓流会JP翠渓会
■翠渓会本部会長代理
■翠渓会本部評定衆代表
■翠渓会管領【春翠】

suikeikai@coda.ocn.ne.jp
http://tokai.wablog.com/
http://www.suikeikai.jp
翠渓会渓流事典&NAVI
…………………………………………………

CounterRead More

日本渓流事典利用方法スマートフォンX・PERIA/ARC

スマートフォンの利用は一長一短で携帯やGPSのほうがずっと効率が良い場合がある。

日本渓流事典は今までPCでの利用のみで現地でもPC環境がなければならなかった。スマートフォンの出現でPCを持ち歩かなくても現地での情報を得やすいよう日本渓流事典を開発している。釣行の前に十分な下調べをしたつもりが現地での急な釣り場変更や道路事情の変貌、禁漁区など困ったことは大体現地で起こるものだ。釣り場での活用のためにより詳細な情報も満載予定で全国各地の渓流を釣り調査中である。

●写真は奥秩父渓流事典の『渓流釣り』の画面。情報は古いものもあり直近で3年以内が基本。三年毎に以前の情報も加え、最新の情報を更新している。

翠渓会渓流事典&NAVI


……suikeikai…………………………………………………
■日本渓流会JP翠渓会・会長代理
■関東圏基幹G本部統括本部長・関東管領
■関東南部支部・初代支部長
■翠渓会本部会評定衆
■日本渓流会本部代表執権取締役【翠月:suigetsu】
■翠渓会HP:   http://www.suikeikai.jp
■翠渓会MAIL: suikeikai@coda.ocn.ne.jp
翠渓会渓流事典&NAVI
…………………………………………………suikeikai……

CounterRead More

GPSマップと国土地理院地図

スマートフォン
X・PERIA/ARC

地図を頼りに渓流釣りをするのは昔から当たり前だが、近年のデジタル化によって登山、渓流釣りのデジタル地図の携行は携帯電話の普及と共に増えた。便利なものは使いたいが、使いこなさなければ意味がない。スマートフォンやPCを使いこなせないアナログ人間に取っては、なんとも腹立たしい○PHOEの流行CMも時代の流れには勝てずいづれは終焉の時を迎えるだろう。「アナログ」でも「デジタル」でも必要なものを使えばいい。私の場合も新旧両刀使いだ。地図については紙とデータ両方持ち歩いている。


……suikeikai…………………………………………………
■日本渓流会JP翠渓会・会長代理
■関東圏基幹G本部統括本部長・関東管領
■関東南部支部・初代支部長
■翠渓会本部会評定衆
■日本渓流会本部代表執権取締役【翠月:suigetsu】
■翠渓会HP:   http://www.suikeikai.jp
■翠渓会MAIL: suikeikai@coda.ocn.ne.jp
…………………………………………………suikeikai……

CounterRead More

SUIKEIKAI THE MATRIX MOVE VISITORS TOUR

Suikeikai World Fishing in Sweden 2009

http://www.suigenkai.com/worldvisitorstour


http://www.suigenkai.com/worldvisitorstoureuropevalleystreamfishing

http://www.suigenkai.com/world

…………………………………………………
■日本渓流会JP翠渓会
■翠渓会本部会長代理
■翠渓会本部評定衆代表
■翠渓会管領【春翠】

suikeikai@coda.ocn.ne.jp
http://tokai.wablog.com/
http://www.suikeikai.jp
翠渓会渓流事典&NAVI
…………………………………………………

CounterRead More

つり人 2011年 四月号

渓魚、目覚める。
特集 春渓攻略のカギ

岐阜県長良川支流吉田川のアマゴ
相吉孝顕×恩田忠弘
「食い波とは?」郡上流を語らう

山形県最上川水系、置賜白川、広河原川のヤマメ
北の渓が目覚める日

群馬県利根川支流烏川のニジマス
60センチ超が棲む里川

自然体にこだわるべからず積極的アピールを繰り返す新釣法

淵攻略の教科書
淵を制するもの、早春を制す。

解禁初期を安全にたのしむ為に。
行く前に確認したい渓のチエック事項。

サケ、マス類のルーツを探る

渓流釣り名手を目指すならまず餌を知るべし。
川虫の居所。

鼻水が止まらない渓流ファンに捧ぐ…。知っておきたい花粉症の話

埼玉県/秩父市定峰川のヤマメ釣り

東京都/西多摩郡日の出町・平井川のヤマメ釣り

山梨県/大月市・葛野川のヤマメ、ニジマス釣り

静岡県/河津町・河津川のアマゴ釣り

など魅力的な記事が多い。中でもサケマス類のルーツは必見!普段手にしている魚について、改めて渓魚達のルーツを知る良い機会だ。世界にはサケ科の魚は35種類程いるらしいが、意外と生息圏が限られている。特にヤマメやアマゴが貴重なのはよく解る。当たり前だが、冷水性の渓魚のルーツは北半球に集中している。日本の渓魚はどちらかというと南限に近いくらいだ。そうなると屋久島のヤマメは最も貴重な魚種のひとつかもしれない。

今回は初心者にも釣行可能な、関東近郊の渓も紹介されている。
秩父の定峰川、奥多摩・平井川、小金沢連嶺の葛野川それと伊豆の河津川だ。 釣り場の状況は違うが、四月のウオーミングアップにはよいだろう。

表紙:相吉先生

●翠渓会関東南部支部・渓流釣り同行(初心者の方)
初めての方、初心者の方なら男女年齢問わず(二十歳以上の健康な方)

四月〜十月末、関東近県。渓流釣り同行します。
同行費用は無料、鑑札、交通費等は実費。予約順。

■予約メール
suikeikai@coda.ocn.ne.jp


……suikeikai…………………………………………………
■日本渓流会JP翠渓会・会長代理
■関東圏基幹G本部統括本部長・関東管領
■関東南部支部・初代支部長
■翠渓会本部会評定衆
■日本渓流会本部代表執権取締役【翠月:suigetsu】
■翠渓会HP:   http://www.suikeikai.jp
■翠渓会MAIL: suikeikai@coda.ocn.ne.jp
…………………………………………………suikeikai……

CounterRead More