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■西日本基幹G四国支部管轄地域
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日本渓流会JP翠渓会・MATRIXバージョンアップ4
翠源会MATRIXは作成率10%といったところ。

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現在、suikeikaimatrixは写真保有4500枚、公開済み240枚、2009年度公開予定500枚、合計では800枚程度の写真館になります。新シリーズを各matrixに投入予定。

■翠源会matrix500/100
■翠山会matrix500/100
■世紀会matrix300/100
■名竿辞典matrix200/50
■てんからmatrix100/10



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2009年度翠渓会西日本圏本部釣行予定&人事


今年度は九州遠征を柱に、四国伊予、阿波と西中国に出陣します。私の担当は中日本、西日本ですが、海外も担当しています。
西日本今期の体制はまた後日発表しますが、遠征支部ながら暫らく代理支部長を置きます。四国遠征支部長代理に近畿支部支部長代理(副支部長)の仙翠殿。中国遠征支部長代理に東海支部支部長代理(副支部長)の貴翠殿。京都本部は嵐翠殿、九州遠征支部は、九州は釣場が広大なので将来的には支部昇格の予定。九州の渓流釣りをしている、個人、団体に希望候補があれば、改めて検討したいと思います。暫らくは西日本本部と管領の直轄とします。


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■翠渓会2009年全支部釣行予定1■



今週末は一部を除いた、全国地域で渓流釣りが解禁になります。昨年の秋、禁漁から〜解禁までは早く感じた方も多いのではないでしょうか?オフは悶々と過ごすのではなく計画的に今期解禁の準備をしていた方もいると思います。地域にもよりますが、渓流魚を対象とする釣りは2/1〜10/31までと考えると、11/1〜2月末までの4ケ月間がオフという事になります。雪の多い地域では毎年解禁時は雪中行軍となりますが、本年は如何でしょうか?例年より雪が少ない地域もあり、解禁しても暫らくは、春雨が待ちどうしいかもしれません。
いづれにしても本年も安全な釣行を心掛け、渓流釣りの旅を楽しみましょう。

本年の計画は四月〜の体制発表後改めて周知しますが、年間釣行全日数では昨年を上回る予定です。全体の各基幹支部出陣数ですが、北日本圏10陣、関越圏24陣、関東圏130陣、中日本圏25陣、西日本圏20陣程度の予定です。



春翠



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2008回想特別編・第七翠聖帝谿3 昨年の釣行記より…『疾風怒濤翠聖帝谿・風嵐ノ出陣/後編』「挑・迷・謎?翠聖帝谿の主・巨大飛潜神岩魚に挑む」



谷間の抉り取られた岩盤が続いた峡谷を抜ける。廊下帯を過ぎる出口近くは明るくなり、ここからが釣りやすいイワナの楽園だ。廊下帯の中は、一般的には魚は少ないとされるが、翠聖帝谿については毎年ゴルジュ帯でもイワナの数は多い。恐らく出水のない年は魚も居付いているのだろう。増水するとイワナ達の移動が始まる。後で気付いたが、昨年尺5寸の大イワナをバラした辺りが、割合平坦で浅瀬もあるので産卵場になっているのではないかと思う。九月のこの時期は産卵準備の体力維持とペアリングをしながら源流に移動するようだ。初めはこの薄暗いゴルジュ帯がイワナの格好の棲みかなのかと思ったが違うようだ。下流から遡り、ゴルジュ帯で遡上する順番を待つ様に隊列をなして淵に並んでいる。出口近くのカーブには、10Mは離れている下の谿に、尺クラスが4、5本ユラユラして見える淵もあるが、谿が急でとても近付けない。あそこに降りるのはザイルでもハングしているのでキツイだろう。漸く聖翠殿に追い付いた。聖翠殿の足腰の強さには関心する。私にはとても付いて行けない。聖翠殿が手を上げて呼んだのは?…聖翠殿が指差す先には、その峡谷の先にある岩盤を構えた大淵が崩れている!何の崩壊だろうか?垂直に崩壊し瓦礫のような岩が、淵を埋めている。下流の様子では出水による影響には無いように思えたが?谿の変化は自然のままである。やはりアタリは無いが足早に遡行する。後少しで飛潜神の棲む淵に辿り着く。そういえば崩壊を過ぎたあたりから水色が変わったような?これだ!入渓し谿に降り立った時、聖翠殿が感じた水質だ!この崩壊で淵より下流には若干濁りが入っていたのだ!聖翠殿の「感覚」は当たっていた。谿の水色がほんの少し違う事を聖翠殿は見抜いていたのだ!よく見るとあきらかに違う水色だ。淵より上流の緑色が本来の水色なのだ。緑かかった色のイワナが多いのもこの水色のせいか?
目を凝らすとペアリング行為なのかイワナがじゃれあっている。近くに行っても逃げない。餌を追う様子はないので、次のポイントへ移動する。木の掛かった淵が見える。手前の流心から来たイワナは尺上イワナだ。そして本命の前の第一級ポイントへそっと近づく。流れは強いぞ、大きめのガン玉に変更し底を流すと、スゥーっと何かが横切った。わぁ〜飛潜神だ〜!聖翠殿はちがうちがうと笑っている。流心を軽く横切ったので大イワナかと思った。そして、軽く合わせると「重たいぞ!」掛かった〜。横に暴れるので引き上げようとするが、流心にぐいぐい引き込まれ竿がうまく、立たない。遊ばせてるうちにバレてしまった。落ち着いてもう一回。たぶん40センチ近い大イワナだろう。以前もバラしたイワナを掛けている。ヤマメやアマゴはともかく、イワナはバレても二回目で釣れる事も多かった。イワナの習性なのだろうか?同じ餌をもう一度…。今度は一発で乗った!魚の重量は文句なくずっしりした引きだ。今度は慎重に寄せ、上げたイワナは38センチ雄だった。あまり杓れていない。しかし堂々とした腹まわり、蛙でも丸呑みしているような体型だ。どうりで重かった訳だ。野鼠の一匹位のが入ってるような膨れた腹にも見える。やはりさっきバラしたイワナだ。ハリスが付いていた二本とも外し写真を撮る。しばらくすると魚体が紅葉したかの様な色に変色する。元にいた淵に戻すと流れに乗って消えていった。しかしこのクラスで焦っているようではとても飛潜神には適わない。さて問題の淵が見えてきた。今日は水量が無い。昨年見えなかった底石が見えている。飛沫をあげた滝の落ち口のエゴにいるはずだ。その飛沫が眼前に来た。やや緊張して仕掛けを取り替えるが、手が震えている…。一昨年の飛潜神の重量感に竿を出す前から伸されているような感覚になった。さて今日はどうか?






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東北の渓流・民話のイワナの話…坊主岩魚



ある男が山奥の川で、毒を流して魚をとっといると、見知らぬ坊主が現れ、殺生はやめろと、説教を始めた。うるさく思った男は、坊主に食物をたらふくたべさせ、体よく返し、また毒を流し漁をしていると、大岩魚が浮かんだ。その大岩魚の腹を裂いて見ると、先程坊主に食べさせた食物がぎっしり詰まっていたという。自然破壊への戒めどそるがかならず我が身に返ってきるという教訓と言える。



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2008回想特別編・第七翠聖帝谿2 昨年の釣行記より…疾風怒濤翠聖帝谿・風嵐ノ出陣/中編』「挑・迷・謎?翠聖帝谿の主・巨大飛潜神岩魚に挑む」

関東基幹G合同出陣



実際、谷に下降すると昨年よりは水量が少ない。この谷は水量が増えた鉄砲水の跡から水位が平水より7〜8Mは一気に増水するようだ。今日は閉じ込められる心配はない。曇天が谷の合間に薄日も差している。さっそく聖翠殿が首を傾げている!私が気にしてる水位より水質の事だった。濁りや匂いまで感じ取る動物的感覚の持ち主、聖翠殿。私には何の事かわからないが、釣りに関してはあまりコンディションがよくない…という。どういう事なのか?魚の気持ちや動きでも分かるように私に話す。「感覚」…渓流釣りにはこれが大事な事で、未知の谿に入る場合などは生命に関わる場合もある。よくベテランの釣り人が事故を起こすのは、その経験の豊富さが自信過剰となり…「感覚」が薄れるためだ。意外に事故の場所が安易な事(場所)なのが物語る。危ない場所には敏感だが、普通の何でもない高巻きで滑落という事も多い。さて不用意に釣りを開始したものの、アタリはない。水量のせいにはしたくはないが、魚影が見えない。産卵の為に上流に移動してしまったのか?聖翠殿が八寸イワナを釣る。私もヤマメ九寸だ。綺麗なパーマークとピンク色と橙色にヌメリが輝いている!この谿は天然ヤマメしかいないが、いくつかパターンがあるようだ。パーマークも小判型や丸いものもいる。翠聖帝谿はイワナ、ヤマメが混生しているが、全ての魚に共通しているのは、魚体の輝かしい程に覆われたヌメリとヒレピンの体型だ。特にヌメリが強く分かりやすくいうと、うなぎを掴む感覚と同じだ。放流も無いので、長い世代交替の中で変化もしていないのかもしれない。放流魚など他の魚との交配もなく、命をこの谿で繋いできたのだろう。暫らく行くと、例のゴルジュ帯の入り口だ。昨年はヘッピリ腰の翠月も聖翠殿のルートでなんとか増水の中突破できたが、今日は問題無いだろう…聖翠殿が言う。ここ迄九寸しか出ないがこの先はどうか?やがてゴルジュに突入、曇天の空が隠れる逆さV字峡だ。翠聖帝谿の入り口を守るような、門状ゴルジュと言える。相当な年月と水量に掘られた岩盤には隙間がない。大増水時の鉄砲水の高さも想像を超える。こんな所にも翠聖帝谿の前衛を死守するかのようにイワナの魚影が突然復活。並んでいるイワナが入れ食いだ!奥に潜む巨大イワナ、飛潜神の子供達だ。遡行にも余裕が有るので今日はゴルジュ帯も攻めてみる。尺上も混じるようになり、ふと淵に目をやると、体型も太いイワナが張りついているのがハッキリ見えた。雄の40オーバーに近い大イワナだ!しかしまわりに八寸クラスのイワナがたくさんいて届かない。スウーっとグリーンの深みに消えていった。昨年釣った雌の40センチよりは一回り大きかった。先行する聖翠殿が手をあげてる!もしかして?飛潜神イワナがでたのか?もうすぐゴルジュの出口だ!出口の明るい谿間が見えた。



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2008回想特別編・第七翠聖帝谿1 昨年の釣行記より…

初めての読者の方へ、後で出てくる飛潜神イワナとは、2006年に第七翠聖帝谿で、聖翠どのが釣り上げた58センチの巨大イワナ。(モブログの写真のイワナ、http://shinano.wablog.com/m)源流では70センチ以上(昔は1M以上)も夢ではないが、翠渓会では実際近年釣れたイワナで最高記録だ。もちろん放流魚やダム湖の魚ではない。胴回り、重量も重い。



『疾風怒濤翠聖帝谿・風嵐ノ出陣/前編』

「挑・迷・謎?翠聖帝谿の主・巨大飛潜神岩魚に挑む」



聖翠殿の一本の電話から始まった。今期、第七翠聖帝谿への入渓は延期になっており、突然の出陣に慌ただしく出陣準備。何故か聖翠殿からの電話が嬉しかった。最近の体調不良で、ハードな釣行は避けていたからだ。昨年飛潜神岩魚に大敗した、第七翠聖帝谿に向かう。思えば昨年のあの飛潜神イワナのアタリを実感してから、一年経ったが今だに感触を覚える。姿を露さず、沈黙の駆け引きの中、言葉にならない生命の力強さ。普段の我々は尺イワナ程度で十分引きを味わえるのだが、全く違う未知の生きものに遭遇した。昨年以来、半ば取り付かれたかの様に、あの引きを思い出す。巨体のイワナを掛けた後、叫ぶが渓音にかき消されてしまい、助けすら呼べない。恐ろしい巨涵イワナだった。そして全くの完敗であった。こちらの駆け引きを楽しんでいるかの様な、全く飛潜神イワナの一方的な勝利だった。渓流釣りを初めて30数年、あんな引き、アタリは初めてだった。重量感のあるとても重い引き、竿先を三番近くまで軽く、捻り込むパワー、バレてしまったが、掛かって乗ったら、弓なりどころではないだろう。きっと恐ろしく暴れまくるに違いなかった。そのサイズからは想像を遥かに超越した太古から生き抜いて来たとてつもないパワーだ。昨年は完敗の数時間後、40センチの雌イワナを釣る。パワーは有るが、2〜3分で取り込めた。全く飛潜神とは比較にならない引きと重さだった。その後も45センチの胴回りの太い大イワナを掛け、淵を下られバレたが、それに勝まる重量感だった。まるでコンクリートの固まりに引き回されているかの様な…根が刈りしたまま動かない様にも感じた。竿の操作など皆無に等しい。巨大岩魚は推定で2尺以上ある。鱒釣りでも58センチを掛けたが重い。八ケ岳の別荘地渓流で60センチの鯉も釣った事はあるが、どちらよりも遥かに強い違う重量感だ。どれ程の怪力なのか予測すらできない。自然の谿だからこそ生き抜くパワーを持ち続けているのだろう。もし掛けた場所が飛潜神イワナのホームなら間違いなく負ける。戦う前から勝負は決まっている。何年あの淵に住んでいるのだろうか?飛潜神岩魚の守備範囲であれば、たとい掛かっても上がらないだろう。弱点は飛潜神が走れない狭い場所に出ている時だけだで、それも一発勝負になる。しかもある程度増水しないとエゴから出ないようだ。長年生き抜いている、そう簡単には掛からない!昨年は増水気味だったが、今年はどうか?釣るなどと考えずに、全ての雑念を捨て投餌しなければアタリすらないかもしれない。昨年は掛かっただけ運がよかったのかもしれない…。さぁ!夜明けの出陣だ。聖翠殿と合流、白々明けだがまだ暗い林間を通り、深い闇が残る谿の四時、翠聖帝谿への入口に向かっていった。いつもより緊張気味で足取りが重い。何だか濃霧と暗やみで、足元が見えない。漆黒の闇中に懐する様な錯覚さえ起こる。真に「霧中の陣幕」疾風怒濤の翠聖帝谿。何だか今日は不気味だ。これが、翠聖帝谿へ人を近づけさせない、風強嵐林の前の静けさなのか?人跡稀有…無風の濃霧に守られた谿に吸い込まれる様に、谿へ向かって我々は進んで行った…。



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